広島大学交響楽団第70回記念定期演奏会は、盛会のうちに終演いたしました。
アンコールはハチャトゥリアン作曲 組曲「仮面舞踏会」よりワルツでした。ご来場いただき誠にありがとうございました。
今回の定期演奏会をもって、令和2年度入学生による運営は終了しました。この学年は入学からコロナに翻弄されつつ、その中で大学サークルの在り方、オーケストラとしての在り方を模索し続けてまいりました。
年度ごとに運営が切り替わるサークル活動において、1年の空白ができるとこれまで続いてきた伝統が絶たれてしまうと言います。実際、コロナ禍の影響で広島大学でも複数のサークルが廃部に追い込まれています。
当団も例外ではなく、これまで脈々と続いてきた伝統を止めざるを得ない事態が何度もありました。そのため、「コロナ以前」のサークル活動を行っていない令和2年度入学生の代はすべての活動が手探りの中で進められました。
それでも73年間続いてきた広大オケの歴史のバトンをつないでこられたのは、活動が制限される中必死に団を守り続けた1,2年前の先輩方、サポートして下さったOB.OGの方々、そして、何よりも演奏会に来ていただいた地域の皆様のおかげだと感じています。本当にありがとうございました。
2年間の困難を経て、当団はコロナを乗り越え新しいステージに到達しました。広大オケは70年以上続く県下最古のオーケストラとしての歴史を重ねつつ、新たな挑戦を続けてまいります。
今後とも成長を続ける広島大学交響楽団への応援、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
令和4年度広島大学交響楽団
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